2024/10/5修正して更新
リレーアタックは、「スマートキー」の仕組みを悪用し車を盗む方法です。
このページでは、リレーアタックを防ぐ5つの対策をまとめています。
最も簡単な方法は、電波を遮断するケースにスマートキーを入れておくこと。
カー用品店やホームセンターなどで、スマートキー専用ケースや電波遮断するポーチが販売されています。
電波が遮断されているか確認する場合は、ケースやポーチに入れたまま車に近づき、ドアロックが解除できるか確認し、解除できない場合は電波遮断されている状態です。
スマートキーの電波は1〜1.5mくらいしか届かないため、玄関など外に近い場所に鍵を置かないようにし、玄関から離れた部屋や2階に保管するとベストです。
一部のスマートキーには節電モードがあり、このモードにするとスマートキーの電波が停止します。
自分のスマートキーに節電モードがあるかないかは、取扱説明書かメーカーHPで確認できます。
費用はかかりますが、車の盗難防止業者は、リレーアタック防止装置の販売・取り付けを行っています。
取り付けると、今まで通りスマートキーを使用することができます。
ディーラーなどでスマートキーの微弱な電波を常時オフにすることができます。
但し、電波が出ていないためドアロック解除は、スマートキーのボタンを操作する必要があったり、エンジン始動にもスタートボタンに鍵を近づける必要があり、スマートキーの利便性がなくなってしまいます。
楽天のスマートキー専用ケースは、870円送料無料から販売されています。近くのカー用品店やホームセンターなどの値段も確認し、簡単にできるスマートキー専用ケースから対策されてみてはいかがでしょう。
リレーアタック以外の最新の盗難手口も紹介しておきます。
本来は整備工場や鍵業者しか持つことが許可されていないイモビカッターですが、このイモビカッターを使い暗号キーを書き換え車を盗む手口です。
対策は「イモビカッターガード」の取り付け、警報音が鳴り暗号キーの書き換えができなくなる、エンジンがかからなくなるなどの機能があります。
スマートキーの電波から情報をコピーし、リレーアタックのセキュリティシステムであるイモビライザーの暗号キーを複製、スマートキーも不要で盗難されます。
対策は、タイヤロックなどが有効とされています。